【A-PEN68開発の記録】第2話
- R.Nakanishi

- 1月5日
- 読了時間: 4分
更新日:7 日前
~今のチニングとの出会い~

2022年ごろだったかと思います。ADUSTAの開発会議の中で「新しい商品を作っていこう」という話をしてた時のことです。その中で、「アダスタとしてソルトルアーをしっかりと展開していきたい」という話が出ていました。
ただ、僕自身はソルトをやり込んだ経験がほとんどなかったので、「関西で出来るソルトの釣りって何やろう?」と考えたときに思い出したのが、昔ちょっとかじっていたチニングでした。
チヌトップも、13〜14年前に一度流行があった時に少しだけやっていたことがありました。でもその頃は自分の中でバス釣りが優先で、チニングの魅力に気づけていなかったというのが、当時僕がチニングにハマらなかった理由でもあります。
それから時を経て、いざ「ソルトをやろう」となった時、関西の地場、特に僕が今住んでいる大阪で「身近にできる釣り」を考えたとき、自然と頭に浮かんだのがチニングでした。
ただ、いざやるにしても勉強不足で、「どこから入ったらいいかわからん」。僕の中でのチニングのイメージといえば、昔ながらの””軽いジグヘッドで底を巻く釣り””小さなポッパーで釣るトップゲーム”それしかなかったんです。
そこで、いろいろ情報を集めお話を聞きに行こうと「関西でチニングに詳しいショップないんかな?」と探していたとき、たまたまネットで見つけたのが「フラッグシップ」さん。チニング専門店がオープンする”というブログを偶然見つけたんです。

その記事を見つけて、営業の安保くんに「ここ行きたい」と話して、アポを取ってもらい、
実際にフラッグシップさんにお邪魔しました。
お伺いしたときは、正直今のチニングのことは全然わからない状態で、「どんな感じで釣りを組み立てるんだろう」と話を聞くつもりで行ったんです。ですが、なんとフラッグシップさんは既にアダスタのことを知ってくださっていた。
話を聞くと、A-PEN90(僕がもともとピーコック・アマゾン向けに開発したワンノッカーペンシル)が、チヌでもよく釣れているとのこと。「持ってますよ」と言っていただいて、本当にびっくりしました。

僕の中でのチヌトップのイメージは、“小さいトップやジグヘッドで、ベイトでは軽すぎて投げにくいルアーを使う釣り”だったんです。
だから、まさか普通のベイトタックルで、バスと同じ感覚で投げて使えるペンシルベイトでチヌが釣れるなんて、「ほんまにそんなあるの?」という驚きしかなかった。
でもそれを聞いて「それなら面白そうですね!」と、すごく興味を持ちました。
さらに話を聞いていると、関西のチニングシーンの中心にトップバトラーさんというショップがあると教えてもらいました。

これはもう本当に偶然なんですが、僕はもともとバスの方でめちゃくちゃ気になっていたお店で、業界の先輩に「トップバトラーさんってどんなお店なんですか?」と聞いたりしていて、ずっと気になっていて、まだ訪問できていなかったショップさんだったんです。
トップバトラーさんは、どうやらフラッグシップさんと仲が良くて、関西のチヌトップ、チニングの震源地になっているとのこと。
それを聞いて「一度行ってみたい」となり、トップバトラーさんにもお邪魔することにしました。
伺う前に情報を集めていたら、YouTubeで見つけたんです。ネコビジョンさんが出しておられるバクシンさん(スピナーベイトで有名なブランド)が出演されている動画で、淀川でチヌトップされている映像にトップバトラーさんが出演しておられました。「このサイズのペンシルで出るんや!」とその動画にも衝撃を受けました。

そして実際にトップバトラーさんに伺って、お話をさせていただくと、「普通にバスのトップでチヌ釣れますよ」と笑いながら言われて。
トップバトラーさん自身も、もともとバス好きで、かつて大阪布施にあった伝説のルアーショップ「バスショップ モンキー」に入り浸っていたと聞いて、もう完全にテンションが上がりましたね。僕も学生時代、特別なショップとして足を運んでいたためです。
「これは楽しいかもしれない」と確信しました。
そこから僕自身も、バスをやりながら「チヌをトップでちゃんと釣ってみたい」と思うようになりました。淀川も近いし、バス釣りでは行ったことがあるけれど、河口でのチニングはほぼ未経験。
10月ごろからやり始めて、11月末まで通ってみたものの、なかなか結果が出ない。当時はポイントも1か所しか知らなかったので、そこに通い詰めてやっていたんですが、釣ることができず。悔しい思いをしながら、数ヶ月が過ぎていったんです。
次回は「チヌトップという未知の世界への第一歩」チヌトップに惹かれていった流れををお届けします。







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