ネオリーン開発秘話 ～番外編～ ネオリーン、その原点とこれから

写真を整理していたところ、ネオリーンの原型──つまり“最初の骨格”となったプロトタイプの基礎形状の写真が出てきましたのでご紹介。その一枚を見れば、口元直後を大胆に削り込んだ構造が一目瞭然かと思います。

この形状は、オフショアのGTゲームなどで使われる大型ポッパーから着想を得たもので、空気を巻き込みやすく、力強い気泡と音を発生させることを目的としています。ネオリーンのチャガーサウンドの核心はここにあるんです。

そして早ければ明日からネオリーンは店頭に並びはじめます。ここで僕から扱いやすい推奨タックルセッティングを紹介させてください。

📌 推奨タックルセッティング（バスフィッシング）

ロッドレングス： 6ft台

テーパー： R（レギュラー）・RF（レギュラーファースト）・F（ファースト）

パワー： ML～Mクラス

ライン： ナイロン 12～16lb（PEユーザーの方も扱いやすく設計しています）

スナップ：#0前後（直結ではなくスナップは必ず使ってください。）

この条件でなければダメということはありませんが、

✅ チャガーサウンドをしっかり出したいなら、張りとパワーのあるロッド

✅ ドッグウォーク中心なら、レギュラーテーパーかつショートレングスが操作しやすい

このように、使い方に合わせてセッティングを工夫していただくと、よりネオリーンの性能が引き出せると思います。

続報：ネオリーンの進化系も準備中

そしてここでひとつ、少しだけ未来の話を。来年のリリースを目指し、ネオリーンのダウンサイズモデルも現在開発中です。

小粒ながらネオリーン譲りの圧巻のチャガーサウンドと遠投性能を詰め込んでおり、今年中に実釣テストを重ねて、細部を煮詰めていく予定です。

さらに、これとは別にA-PEN68をはじめとした実釣性能を突き詰めたトップウォータープラグも複数開発中です。

これらの続報も、また改めてご紹介させていただきますので、ぜひチェックしてくださいね。

ネオリーンは“完成”ではなく、“進化のはじまり”。

皆さまのフィールドで、新しいトップウォーターの楽しさを体感していただけたら、開発者としてこれ以上嬉しいことはありません。