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  • 執筆者の写真R.Nakanishi

BARBATOS 開発秘話 テールカスタマイズ vol.3

ADUSTAルアーデザイナーの中西です。今回はBARBATOSのテールカスタマイズについてご紹介していきたいと思う。


バルバトスは開発当初より複数のテールパーツを制作し、アクションや潜行深度のコントロールに活用してきた。単に見た目のアクション的にということではなく、純正で付属しているLSテール等は島田氏の経験からくる、魚を獲るための要素が詰め込まれている。

様々な使用用途によって柔軟なカスタマイズができるようにテールパーツの嵌合には独自樹脂パーツを採用し幅広いカスタマイズに対応、ソフトテールから金属パーツのカスタマイズまでこなせる。今回はアクション・潜航深度をコントロールできるバルバトス独自のテールパーツを紹介しようと思う。



LSテール

バルバトス標準装備の【LSテール】ロングシャッドの略。デッドスローでは艶めかしくウネウネとのたうち、エキストラファストリトリーブでは小さなテールが激しくロールし水を撹拌、生物的な微波動を演出。様々なテールパターンを実釣で試してきた島田氏が最終的に標準装備として選んだテールでもある。これによってバルバトスはベイトフィッシュ的でもありラット系ベイトでもあるという独自の存在感を宿すことになった。


【LSテール】は、今までのビッグベイト系テールとは全く違う構造を構築し強度と、アクションの艶めかしさ、装着のしやすさを追求している。ボディ接続部分には硬度の高いPVC、テール本体部分はソフトベイト用の柔らかいPVCを採用し、それぞれを矢印型の嵌合構造を内包整形し非常に高い結合強度を実現している。

この構造は、ソフトベイトPVCとABS素材の相性の悪さも解消している。通常、ソフトベイトPVCとルアーに使用されているABSを長時間触れさせておくと、PVCから出るオイルがABSを侵しボロボロに劣化させてしまう。しかし、【LSテール】の構造ではPVCからのオイル侵食を極限まで抑えることができ、ABSの劣化を防いでいる。これによってソフトベイトPVCが持つ非常に柔らかで艶めかしいアクションを100%引き出すことに成功している。

【LSテール】は使い込んでいくと高硬度PVC部分とソフトベイトPVC部分の面が剥離する場合があるが、上記写真の様に内部まで矢印型の嵌合構造で結合させているので脱落する心配は無い。剥離部分がどうしても気になるという場合はソフトベイト補修用接着剤か瞬間接着剤などで接着いただければ元通りに使用いただける。もちろん不慮の事態で破損・紛失した場合でもスペアテールも販売しているので特約店にお問い合わせいただければ直ぐに補修いただける。



フラップテール

カスタマイズテールとしてリリースする【フラップテール】硬質素材で整形しアクションを制御するために下部にフィンを装着。フィンの大きさをハサミなどでカットし、リトリーブ時のロールアクションをコントロールできる設計にしている。フィンのサイズを純正のまま使用するとタイトなアクションとなり、フィンを完全にカットすることでワイドアクションを引き出せる。

また、リアに伸びたフラップ形状のテールは、ストップで浮上させる際に水を受け、左右へ自発的にアクションしながら浮上し、食わせの間を作り出す。

これは最初期のバルバトスに採用していたテール形状だった。その時は素材がより柔らかなソフトベイト素材で作成していたが、当時の設計では強度面などでお蔵入りとなっていた。今回新たに採用した硬質素材で、装着時の強度を維持し、横に入れたスリットで絶妙な復元力を維持し自発的アクションを演出しつつルアーアクションの制御も可能にしている。



メタルパーツユニット

バルバトスのカスタムパーツの中でもひときわ特徴的なパーツが開発中のこの【メタルパーツユニット】。硬質樹脂素材の特徴を活かしヒートンで金属パーツを接続。

スイベルブレードチューニングは【SFリップ】と組み合わして使用することで、ブレード回転の揚力で、より浅い50cm前後のレンジの高速リトリーブ可能にしている。このセッティングでは2022年春島田氏がテスト釣行で60も捕獲しているセッティングである。


カスタマイズの範囲は非常に広くヒートンにスプリットリングでもう一つブレードを足し、【MNリップ】を使用すれば、バド系ウェイクベイトへと進化させられる。

またヒートンを抜きスイッシャーペラへ変更すれば、ペラがスローリトリーブからでも回転し、極めてナチュラルな引波を生成。水面での勝負や、潜らせてスパイベイト的なアプローチをも可能にしている。

※開発中のため形状は変更となる可能性があります。


バルバトスは複数のパーツの組み合わせで非常に多くのカスタムが可能。フィールドの状況・魚の状況に合わせて全く違うルアーへ変更することができる類まれなジャイアントベイトに仕上げている。今後開発中の新パーツも完成次第リリースしていくので是非チェックしていただきたい。



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